漫才師・タレント関西を中心に活躍していた上岡龍太郎さん。
2023年6月2日に肺がんと間質肺炎の為、大阪府内の病院で5月19日に亡くなっていた事が報じられました。
「探偵!ナイトスクープ」で初代局長を務めていた為、知っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、上岡龍太郎さんの家族構成をまとめていきます。
【家系図】上岡龍太郎の家族構成まとめ!
元漫才師、タレントとして活躍していた上岡龍太郎さんの家系図がこちら。
父(小林為太郎)
母(タマさん)
妻(友岐子さん)
姉
息子(小林聖太郎)
姪っ子(ミキ)
龍太郎さんには、父・母・妻・姉・息子さらに姪っ子に漫才師のミキがいる事が分かっています。
詳しく分かっていない方もいますが、一人一人詳しく見ていきましょう。
上岡龍太郎の父は小林為太郎
・名前:小林為太郎
・生年月日:1908年4月10日
・出身地:高知県幡多郡下川口村大津
・職業:弁護士
上岡龍太郎さんの父は小林為太郎さんです。
為太郎さんは、高知県幡多郡下川口村大津出身で弁護士として働いていました。
1937年(昭和12年)、宮崎県の生糸問屋の一人娘、小林タマと結婚。
1942年(昭和17年)3月に龍太郎さんが誕生しています。
上岡龍太郎の母はタマ
先ほども触れましたが、龍太郎さんの母はタマさんという事が分かっています。
一般の方という事もあり、顔画像は明らかになっていません。
タマさんは、東京都女子高等師範学校出身で厳しい人だったそうです。
しかし、乳がんを早くに患った事で龍太郎さんが10歳の時に他界してしまい、母についての記憶はほとんどないようです。
上岡龍太郎の姉
上岡龍太郎さんには姉がいる事が分かっていますが、年齢・名前など明らかになっていません。
整った顔をしている龍太郎さんの姉なので、美人だったのでしょう。
上岡龍太郎の甥っ子はミキ(昴生・亜生)
龍太郎さんの甥っ子は、人気漫才師のミキ。
・コンビ名:ミキ
・メンバー:昴生、亜生
・関係:兄弟
ミキは昴生・亜生からなる兄妹漫才コンビで、M-1でファイナリストにもなった事のある人気・実力共に認められているお笑い芸人です。
2020年にTBSで放送された「A-Studio」にミキの二人が出演した際に、鶴瓶さんが龍太郎さんとの親交が深かったこともあり「ミキをよろしゅう頼むわな」と頼まれた事をお二人に伝えていましたね。
当番組で龍太郎がどういう関係か聞かれた二人ですが、幼少期に数回しかあった事しかないらしく、そこまで親交は深くないようでした。
しかし、龍太郎さんから漫才に対して「漫才の形としては安定している」と言葉を頂いた時は大喜びしていましたよ。
数回しかあった事がないにしろ、芸能界の大先輩として特別な存在という事が分かりますね。
上岡龍太郎の妻や子供
次に妻や子供について詳しく見ていきましょう。
上岡龍太郎の妻は友岐子
・名前:友岐子
・生年月日:1950年?
龍太郎さんは、1969年に一般の女性(友岐子さん)と結婚しています。
お二人の年の差は8歳で、出会った当時は龍太郎さんが21歳、友岐子さんが13歳でした。
二人の馴れ初めについてははっきり分かっていませんが、友岐子さんは元々龍太郎さんのファンだったらしく、おそらく龍太郎さんが出演している演芸会場などで出会ったのでは?と言われています。
友岐子さんと出会った龍太郎さんは、「僕はこの子と結婚するな」と直感し、「君は僕と結婚する」「君は僕の女房になる」「君は僕の奥さんになる」と口説いたそうです。
とてもインパクトのある言葉ですよね。
上記のエピソードは龍太郎さんが「LOVE LOVE 愛してる」に出演した際に明かしていました。
とても友岐子さんを愛していることが伝わってきますね。
結婚後は、片岡プロモーションの社長をしつつ時にはテレビ出演もしていたようです。
友岐子さんの顔画像は公開されていませんが、龍太郎さんが葬儀に参列した際に隣に女性の姿が確認されています。
おそらくこの女性が龍太郎さんの妻だと思われます。
とても綺麗な女性ですね。龍太郎さんが一目惚れするのみも納得です。
上岡龍太郎の息子は小林聖太郎
・名前:小林聖太郎
・生年月日:1971年3月3日
・出身地:大阪府大阪市城東区
・職業:映画監督
龍太郎さんの息子は、映画監督として活躍している聖太郎さん。
出身大学は関西大学法学部政治学科という事が分かっています。
聖太郎さんの映画監督人生は大学卒業後ジャーナリストの今井一さんの助手を務め、1996年に今井一さんの知人であった映画監督の原一男が主宰する「CINEMA塾」の第一期生として参加した事でスタートします。
1998年から多くの有名監督の元で助監督として活躍し、2006年にデビュー作として公開した「かぞくのひけつ」で日本映画監督協会新人賞を受賞。
さらに2008年には新藤兼人賞2008、上海国際映画祭アジア新人賞部門で作品賞を受賞しています。
聖太郎さんが監督を務めた主な作品がこちらです。
美しき天然(2006年)
毎日かあさん(2010年)
マエストロ!(2011年)
破門 ふたりのヤクビョーガミ(2017年)
初恋~お父さん、チビがいなくなりました(2019年)
上岡龍太郎のプロフィール
・名前:上岡龍太郎
・本名:小林龍太郎
・生年月日:1942年3月20日
・出身地:京都府京都市左京区吉田中大路町
・血液型:AB型
幼い頃から香具師・芝居・歌舞伎・映画に熱中していたらしく、この頃から芝居役者だったそうです。
地元の小中学校を卒業した上岡さんは、京都外大西高等学校(当時:私立京都西高校)に一期生として入学。
高校時代にロカビリーが流行したことで、高校卒業後バンドボーイ、ジャズバンドの司会を経験し、巷で有名になっていました。
その後1960年に横山ノックさんともに漫才トリオを結成することになります。
当時は芸名横山パンチで活動していたが、1968年に漫才トリオの活動を停止したこともあり、婿養子だった父の旧姓からとった「上岡龍太郎」として活動するようになりました。
その後の活躍はすさまじく、1988年には代表番組となる「探偵!ナイトスクープ」の初代局長に就任しています。
そんな上岡さんですが、2000年4月に以前から「20年で引退する」と言っていた通り、芸能界を引退しました。
その後の情報はほとんどありませんでした。
しかし、2023年6月2日に訃報が報じられたのです。
上岡龍太郎の訃報
2023年6月2日に龍太郎さんの訃報が報じられました。
2000年に芸能界を引退した龍太郎さんですが、2023年5月19日に大阪府内の病院で亡くなったとの事。
死因は、肺がんと間質性肺炎だったそうです。
急な訃報だっただけあって、悲しみの声が多く上がっています。
他にも落語家の桂ざこばさんからも悲しみの声が上がっていました。
「長いことお目にかかっていませんが、お元気にされてると思ってましたので、とてもショックです。上岡のお兄さんは大好きな方でしたが、皆でワーワー言ってても、どこかでこれ以上入ってはいけないように、なぜか僕が勝手に感じていました。もちろんご本人はいつもカッコよく自然体で、そんなことは考えてなかったでしょうね。また寂しくなります」
ご冥福をお祈り申し上げます。